経費申請

今回は、興味深い記事があったので、シェアしたいと思います。

サイト売買Zさんの記事

サイト売買は有効な節税手段になりえるか?

サイト売買z様の仰るように、サイト売買自体は、言葉としては新しいキーワードであり、
そもそもサイトを売り買いするというのが
最初から想定されていなかったので、現段階で一致する法的な解釈を取ることは出来ません。

現状、自分の顧問の税理士と相談をして決めるというのが一番無難です。
経理処理としては、「コンサル費用」だったり「サイト制作費」
だったりすることが多いのかなと思います。

しかし、上記記事での内容は、何を持って、一括償却か五年償却かということでしたが、
本記事では、切り口を変えて、実際のインターネットのサイトの寿命という観点から
これを考えていきたいと思います。

同内容では、サイトにソフトウェアが組み込まれているかどうかによって、
一括出来るのかそうでないのかという内容がありました。

これに関しても、氏が仰られているように、ソフトウェアって
めちゃくちゃ広い、どうとでも解釈出来るものなので、
ざっくりとした定義はあるにせよ、はっきり言って意味の為さないものなのかなと。

というより、一括償却は良いにせよ、5年償却は疑問符がつくところでもあります。

そもそもサイト自体は、不動産と大きく違うところが
旬の期間が短いという点にあります。

特にアクセスを重視するようなサイトであれば、
旬が過ぎれば稼げないサイトになりますし、

googleのアルゴリズム変化によって順位変動によって、利益激減なんてのは、
いくらでもあり得る話で、だからこそこのサイト売買の相場は逆算で半年から一年ぐらいを
目途に売買が成り立っているという背景があります。

5年間サイトが変わらずの状況というのは、考えづらい話なのです。
サイトの数は、増え続けていくいくわけですが、寿命は長寿なものも多くあるにせよ、
短命のものは相当数あるわけです。

だから5年償却というのはとても変な話です。

ただ、サイト売買は、一つの案件が大きいケースが多く、一括償却が出来れば、
損金を大きく計上できるので、税金対策としては有効な手段として成り立ちます。

サイト売買は、「事業譲渡」であり、「営業権の譲渡」です。
ですので、これはいわゆるのれん代として計上するという氏の判断は
正しいと思います。

動画はコチラです。