説明をするビジネスウーマン

Q.普通のサイト売買の取引では、弁護士等を絡めないでやり取りをして、これは問題無いのでしょうか。
トラブルの元になりそうなものは排除したいのですが、
仲介業者様はどこまでを取引としては行ってくれるのでしょうか?

まず法的な面で、サイト売買の取引は弁護士を絡めないで
やり取りで全く問題ありません。

確かにサイト売買は実体がネット上にあるものなので、
怖いというイメージはあるかもしれませんが、日々取引は行われていますが、
実際のトラブルは思ったよりも少ないです。

そもそもトラブルになる前に、回避をするのが常ですからね。
御質問者様の仰るように、購入側が検討している半面である程度疑ってかかっています。
そして、更に仲介側が絡んだら、かなり面倒になります。

売却側もこの売買に関して、時間をかけるメリットがなくなってくるのです。
たとえば、詐欺をする人間はやるメリットがあるからやるわけなので、
こんな面倒なことを普通は行わないんです。

まぁでも詐欺る人は何があっても返金はしませんので、その辺は自己責任なります。

先ほども言ったように、特に仲介が絡んだら相当面倒ですしね。
だから安心して取引して下さいとは言えませんが、
不必要に身構える必要もありません。

また仲介業者はどこまで行うのかという事ですが、
これは二つあります。。

サイト掲示板のような形は、エスクローサービスが一般的です。
エスクロサービスとは、サイトを購入する人と売却する人の代金だけを仲介して、
取引の安全性を保つサービスです。

まず、サイト購入金と手数料を仲介サービスの会社に振り込みます。
その後、売却主からサイトのデータを仲介会社が受け取り、そのサイトデータに
納得できたら、その後売却主に仲介サービスからサイト購入金を振り込むという形です。

エスクローサービスだけであるので、
手数料は比較的安価になります。(取引額の5%~8%)

もう一つは、査定やエスクローまで一括を行うサービスです。
これは、購入側と仲介会社、そして売却側の相互の面談をします。
(遠方の場合は、スカイプなど)

売却サイトに関しての内容等も全てここで明らかになります。
逆にここで信頼の足らない情報になってしまうと、破棄となります。
勿論、購入後のサイトの順位が下がった、利益が違った等の責任は、
仲介会社は行いません。

あくまで、公正な第三者の目でやりとりの便宜をはらうのが
仲介会社の役目です。

勿論、サイトの取引全体を仲介するので、
エスクローサービスよりは、高くなります。(取引額の12.5%程度)

最後に弁護士を雇う必要があるのかないのかは、
そのコストパフォーマンスによると思います。

たとえば、やり取りが100万円規模だったら、まずここで10万円程度は
弁護士に支払う必要がありますし、仲介手数料が入ってなどやっていたら、
それこそ利益が落ちますからね。

どうしても、公正な取引でやりたいのならば、ある程度のお金が出て行くのは
覚悟しなければなりません。

一般的に弁護士をつける取引は500万円以上の取引の時ぐらいかな
と思います。
(500万円以上でもお互いがやり取りをする場合も多いですし、仲介会社と取引する場合もあります)

ですので、自分がどこまでの信頼度を増したいのかによります。
ただし、最後は自分の判断になるのでここは誤ってはいけない点です。
責任の所在は常に自分にあると思っていた方がよいと思います。

動画はコチラです。