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今回は、ビジネス素人同志がタッグを組んで、
ビジネスを行うことへの危険性について書いていきます。

今回のケース

  • 参入したいビジネス:街コン・婚活事業
  • ビジネス経験:0
  • 運営者数:2人(友人同士)
  • 資金:200万円(一人100万円ずつ)
  • 開催地:不明
  • 現在の状況:何をすれば良いか分からない(小規模運営から?)
複数でビジネスを行うデメリット

起業をする際に、一人で独立をする場合もありますし、
複数でタッグを組んでやることもあるでしょう。

一人でやる場合も事業計画を自分の中で整理し明確にして、
細かい舵取りや修正などは独立後に行うにせよ、人に答えを依存するのは
大変危険です。

ですので、ビジネス未経験者がある程度資金が必要なものは手を出さない
ということとリサーチをかなりしてから動くということを念頭に
入れないと、ほぼ確実に廃業の道を辿ってしまいます。

複数人でやると一番のデメリットが舵取りが取りづらくなり、
妥協点を探さないといけないという点です。

何故なら、お互いの意見を尊重しやすいので、お互いがお互いの
意見を取り合う形になるので、尖った選択肢を選ばなくなります。

この尖った方向性の決定というのは、他と違った強みになるので、
ライバルが少なく勝ちやすい結果になります。

ですので個人や小規模の会社の強みは腰が軽く、動きが身軽であるという点で
大企業より強さがあります。

しかし、素人が大企業のような妥協点を狙うと、大企業は資金の面で強さがあるので
簡単に潰される結果になります。

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ビジネス初期はある程度無茶してででも、やらなくてはいけないのに
リスクを抑えすぎて、身動きの取れない事になってしまうというのは
よくある例です。

複数でやればその分資金の負担が少なくなりますし、
アイデアも沢山出てきそうで、上手くいく可能性が高くなっていくように思えますが、
非常に危険な考え方であるという事です。

また具体的に複数でタッグを組む際に足を掬われてしまうのは、下記の点です。

  • 決定権が複数になるため、事業の方向性がどっちつかずになってしまう(先ほどの例)
  • 分配金が個人の働きによって変わるため、能力のある人間が抜けてしまう可能性が出る
  • 売却権も複数の権利になるため、その決まりを作っておかないと後でもめる

複数でやる場合は、お互い考えていることが違うので、
会議も必要になってくるし、上記のような問題が出てきてしまい、
一人でやるより、難易度が数倍変わってくるので、注意が必要です。

街コン/出会い関連のビジネスの可能性について

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街コン/出会い関連のビジネスを私自身が勉強しながら、
会として運営していましたが、出会いは業種としては
他のビジネスよりやりやすいとは思います。

まず参入障壁が低いですし、小規模であれば資金は
ほぼかからないからです。

ただ、リスト0の状態から集客をしていくとなると、最初がきついです。

精神的につらいので、殆どの場合は身内を入れていくのですが、
身内を入れた時点で出会いはかなりの確率で失敗しますので、
完全に新規を探っていかなければなりません。
(会自体がグダグダになりやすい、お金を取りづらいなど色々な理由)

私自身は必要資金ほぼ0。リスト0の状態から、最初の20日ほどで初回で25名。
2ヶ月後には40名を達成していたので、半年あれば合コンパーティ
開催に向けて、動くことは十分可能です。

強力なサイトを持っていれば、直ぐに開催することは出来ると
思いますが、200万円では難しいので、
まずは小規模の着席型でやるのが良いです。
(着席型と立食型では男女比率による考え方そのものが異なるので、ジャンルが違うと考えるべきです)

最終的には100人規模の立食の形に持っていくにしろ、
少しずつリストを増やしていけば問題ありません。
まずは、自分自身が一人ですぐにでも40~50人程度を集められないと、
難しいです。

出会いの場合、ほぼリストの数が勝負です。

私の場合、リストの質は確保するという方向性だったので、
在リストから新規リストの数を少しずつ増やしていく
戦略でしたが、大規模な合コンパーティーだとそうはいきません。

最終的には、この比率が旧リストを多少落としてでも、
新規リストを取っていく形にしなければなりません。

街コン事業を複数で行う場合

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大体街コン事業を複数でやる場合、web担当と実際集客する人間と
分かれるケースが見受けられますが、
最初は全力でリアル集客に向かって動かなければなりません。

事業を始めようとした最初の頃は良いのですが、だんだんと
開催地一つでも結構もめたり、企画でもめたり
します。細かい点などはお互いの考えることが結構違うことが
多いので、決定権のあるほうを決めていないと決裂し、
事業どころではない…というのが現実的にあります。

一時的タッグの場合だと更に面倒で、リストの奪い合いになることも
あります。これかなり厄介です。

リストは命なので貸し借りを行うと必ずこの問題が出ます。
(基本的にリストを借りた人間は、そのリストは次回以降使わないようにしなければならない)

しかしある程度、ビジネス経験者の場合は、これが真逆になり力が倍増します。
というのは、お互い経験があるためプロとしての判断が共通している点が
多く、妥協点も探りやすいということにあるからです。

例えば、開催地においても慣れてくれば大体の地域選択をした際に、
集客見込み人数等も予想が出来てしまうので、そこから逆算していくと
選択の余地がそれほどあるわけではないですし、お互いの業界の強い分野と
結びつけることも可能なのと、人脈やリストを元々あるので流しやすいなど
色々な面で圧倒的に強いからです。

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この街コンというのは、異業種交流会などととても相性が良く、
出会いは色々な種類・企画があるのですが、

基本的には色々な人と出会うことが目的なので、それほどズレるという事がないんです。

また昼にお茶会/異業種交流会をやって、夜に街コン開催なんてのも
多いです。リストを流せますからね。

現状のライバル状況

サイト集客という面では、この出会い市場はかなりライバルは強いです。
ポータルサイトであれば、街コンジャパンが最も強いかなと思います。

ちなみに結構ポータルサイトでも多いです。
しかもかなりのイベント数が登録されている
ところもあります。

私もポータルサイトで登録して集客してました。

だから、特色を出した会にしていくという考え方でもいいのかな
思います。

ただまぁ出会いの場合は、普通に個人で地域開催出来ますけどね。
お金持ちをターゲットにして、美女と出会わせるシークレットな飲み会
いいかもしれません。これもやっている人いますし、対象がお金持ちであるため、
質を重視すれば結構売り上げはいきそうですね。

やり方は色々ありますが、結論として最初の集客作業だけが大変なだけで、
ある程度回ってくると、集客にかける力はあんまり必要でなくなります。

これは何にでもいえることだと思いますが、最初のパワーが全てなんで、
ここで負けるようだと、やはり廃業となるのは目に見えてしまうのかなぁと
思います。

[動画] 起業・ジョイントをする際に気を付けること

動画はコチラです。